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珈琲まめ知識

-> 11.カフェインの刺激的効果
   カフェインは、適度の量のコーヒーに普通に含まれる量であれば、 中枢神経に著しい刺激剤になる。おだやかな爽快感ー心がうきうきして 幸福な感じを生みだし、飲用後には心理的であれ肉体的であれ憂鬱感はない。

神経組織に作用を及ぼしながら脈拍を高め、疲労感を軽減し、肉体的運動を維持し引き伸ばすことを可能にする。この点に関するコーヒーの価値は北極、南極探検隊など多種多様な条件下で 苦難を経験した人々の体験によって明らかになっている。

熱帯地方では皮膚の作用に刺激となって発汗が促進され、清涼感が生まれる。脳の中枢に作用して集中力、注意力を高め、さらに想像力を刺激して知的活動を活発にし、知覚能力を高める。

このように、鮮明で正確な思考の流れに役立ち知的作業を持続させることを可能にし、気分が憂鬱になるという後効果はない。そういった効果を認めているのは、学生、作家、画家など、そして肉体労働に携わる人々である。 しかしながら、カフェインに対する耐性と反応速度は、個人ごとに大いに異なる。
心臓への作用は2面ある。心臓の筋肉への直接作用によって脈拍と鼓動を高める 一方、髄の中の抑制中枢が刺激を受けることにより正反対の効果が生じる。

コーヒーは際だった利尿剤である。それは、腎臓に対するカフェインの作用による ものであり、排出機能を促す。またコーヒーは消化を助けると言われる。 塩酸の分泌をわずかに高め、腸の蠕動運動(ゼンドウウンドウ)に好ましい作用を する。  

オールアバウトコーヒー  マサチューセッツ工科大学
科学部長兼生物学・公衆衛生学科主任    S・C・プレスコット博士著




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